2011年6月29日水曜日

少しずつ、大会報告が

すこしずつ大会報告がネットにアップされてきました。
ここからリンクをはってみます。

まりこの部屋ブログ 100km直リンク          10 11 12 13 14 15
株式会社イークラフトマン 100km直リンク
100kmウォーク、ゴール時の動画(YouTube)
百まい襖展のブログ 100km直リンク
株式会社生杉建設、株式会社イケスギ 100km直リンク        
ジムスティックな日々 100km直リンク
株式会社キリガヤ 100km直リンク  
慈恵園 100km直リンク     
cosine社長、星幸一のシャッター日誌 100km直リンク    
松岡カッターブログ「切る・削る」 100km直リンク  
Yukinori’s Blog 100km直リンク   
+のブログ 100km直リンク
OZの「3歩進んで2歩下がる」 100km直リンク   
ありがとうのブログ 100km直リンク     
サワキモノの“ゆったりウォーク” 100マイル直リンク  
芦別ウォーキング友の会

直リンクはリンクが切れがちです。ご了承ください。

2011年6月27日月曜日

日曜日、忠別川ウォーキング

100kmを終えてから、一週間ぶりのウォーキング。

家族で「買い物公園祭り」を見に行き、その後、歩いて自宅まで帰ってきました。10kmくらい。時間は15:30~17:30の夕方ですが、夏至が終わったばかりとあって、とても明るく、日が斜めになった夏の川べりを楽しんできました。

買い物公園から氷点橋(ひょうてんばし)を目指します。この橋は本当は北彩都橋(きたさいとばし)と氷点橋の二つがつながっている橋です。氷点橋は渡らず、左に折れて忠別川の右岸(下流のほうを見て右側です)の土手を上流に向かって歩きます。

北彩都公園に着きます。先日はここでコーチャンフォーに立ち寄りましたが、今日は買い物公園で大道芸などを見物した後なので、ちょっとその気力がありません。
さらに忠別川右岸を遡っていきます。反対側は神楽岡公園で、焼肉グループが沢山で賑やかですが、こちら側の川岸には木が生えていて目隠しになっているので、少し声が聞こえる程度。静かな中、パークゴルフに興じている方が結構いらっしゃいます。
HOMACの看板が見えたので、HOMACに寄りCORETO(ペン軸差し替え式の多機能ペン)の0.4mm黒を購入します。ちなみにCORETOの本体は1000円のものがお勧めです。書き味が全く変わるのです。重みとか重心とか大事なんですね。
この日はさらに忠別川を遡り、大正橋、緑東大橋までやってきてから川を離れ自宅方面へ歩きました。到着してすぐに外でビール。んー、うまい。

2011年6月21日火曜日

大会報告12 その後

(1)歩数
スタート時歩数計。
1日目歩数計。
2日目歩数計。
従って(90508-274)+61159=151393歩
これだけ、私の足の裏は踏みつけられたことになります。自分の足裏に感謝。足裏様…。
結局、右足のマメは一つ増えていました。でもあまり気になりませんでした。左足にマメはなし。でも両足とも表裏関係なく、たくさんあちらこちら赤くなっていました。

(2)終了その日
ゴールのふれあいの里には温泉があります。が、ここで温泉に入るのをぐっと我慢しました。筋肉に負担をかけた後は、筋肉内部で細かい出血が起きていて、温めるとその出血が広がり、回復が遅くなるという話を聞いたことがあるからです。よく行われるアイシングはこの出血の広がりを抑えるためだとか(あくまでも素人の聞きかじりですが)。
それで、温泉、お風呂は我慢して、旭川へ帰りました。足腰は運転に支障なかったのですが、途中、睡魔に襲われ、深川の実家で小休憩。100kmウォーク直後の運転は危険ですね。
旭川ではぬるいシャワーを浴びました。筋肉には冷水がよいのでしょうが、ちょっと浴びる気にはなれませんでした。
飲酒も筋肉の内出血に良くないはずですが、これは我慢できず、缶ビールをゴクリ。
右ふくらはぎに痛みがあったのでアイシングしました。
まあ、この時点で次の100kmウォーキングに参加しようとかそんなことは考えもしません。

(3)翌日
思ったほどの筋肉痛はありませんでした。ふくらはぎが一番痛かった。特に階段の下り。同僚からずいぶん「どうだった? 大丈夫?」と声をかけられました。栄養ドリンクの差し入れも。感謝。
滝川で、ウォーキングの列を見かけた同僚が2人。ウォーキングの列は悲壮感があったみたいです。
午後から足裏の痛みに気づきました。マメとかでなくて、打撲のような痛み。15万回以上も踏みつけられたのですから当然です。右足のマメの方は水も抜かなかったのですが、ほぼ回復していました。
腰は少し痛みますが、セキをしても何ともありません。
疲労感はなかったのですが、夜の飲酒では、ちょっと酔いの周りが早かったような…。

(4)翌々日
元気、元気。100kmのことをブログに早くアップしたくてたまりませんが、仕事が忙しく、少しずつしかアップできません。
そして何と、もう一度歩いてもいいかな、という気になっている自分がいました。
「一回歩けたらもういいんじゃない?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、私が今回完歩出来たのは偶然かもしれません。膝の痛みが出たら、完歩の可能性はとても低かったと思います。もう一度完歩出来たら、もう自分は100km歩けるという自信がつくと思います。そうすれば今度はスタッフとして参加することや他の100キロウォーキング大会への参加も考えられます。
もう一度、歩いてみたい。

何にしろ、歩いている間中、ずっと、辛かったのと同時に、楽しかったから。

この機会を私に与えてくださった空知単板工業(株)の皆さん本当にありがとうございました!

ルートラボ 全歩行データ

大会報告11 CP9~ゴール

滝川市東公園(滝川市)~滝川ふれ愛の里(滝川市) 4.8km

気温が上がります。
妻と息子が車で応援に来てくれました。
「ありがとう」と言いたいところですが、息子がシートベルトをしていないのが気になって
「シートベルト!」と叫びます。

いくつものチェックポイントの手前で「まだかまだか」を繰り返しました。これが最後の本当の「まだかまだか」です。長いなぁ。

滝川ふれあいの里近くのラウネ川を渡る橋です。逆Vの字型ですが、この橋を、私を100kmウォーキングに導いてくれた小説「100km!」のビクトリーロードにちなみ、「ビクトリーブリッジ」と心の中で名づけます。ラウネ川では昨日、妻と息子がB&G海洋センターでカヌーに乗せてもらったそう。センターの方、お世話になりました。

「ゴーーーーール!」写真を撮っていた方に向かって、中途半端なガッツポーズ。年をとるとガッツポーズも照れくさい。
最後のICタグのチェックを受け、ゴールの記念写真。妻と息子にも写真に入りなさいとスタッフの方が促してくれます。私のブログで自分の写真が公開されることを嫌がっていた妻、このゴールの写真は後日空知単板工業(株)で作成されるホームページで公開されるのだぞ…。
偶然、同僚を迎えたmarimari699さんと再会することができました。私のブログでボルダースポーツを知ることができて良かったとおっしゃってくれました。

妻と息子に伴われ、ひたすら草っぱらで寝転がることをのぞんで、駐車場の方へ歩きます。早く、早く寝転がりたい。できれば日陰で。ところが木陰は毛虫だらけ。何とか木陰のはじに毛虫のいないところをみつけ、ゴロン。やっと100キロウォーキング「Fin」です。ふうっ。

ルートラボGPSデータ
GPSデータ画像付き

大会報告10 CP8~CP9

砂川市地域交流センターゆう(砂川市)~滝川市東公園(滝川市) 8.6km

再び、直線道路です。第9チェックポイントまでひたすらまっすぐ歩き続けます。両手にスティックをついたノルディックウォーキングの方に追い抜かれます。スティックが邪魔じゃないのかなぁと思いましたが、後にあのスティックは私の持っている杖よりはるかに軽く、腰と膝への負担を軽くするウォーキング法と知ります。恐るべし、ノルディックウォーキング。カロリー消費を高めると聞いていたので疲れるだけと思っていました。あれを使えば股関節のこわばりや、今感じている腰の痛みがなくなるのしょうか。セキをするだけで腰が痛むことに気づきます。

夜中歩いた道は、こんな道だったんだと思いながらまあまあのペースで歩きます。
対岸の歩道に、去年、テレビに出ていた中学生コンビだと思われる二人組みが。歩いている間ははるかに向こうのほうがペースが速いのですが、休憩の間隔も短い。休憩している間に追いつきます。

両膝にテーピングをした若い方を追い抜きます。
しかしじきに私のペースが落ちます。どこにも痛みはないのに、早く歩けません。感じるのは股関節のこわばりや腰の疲れ。そしてセキをすると腰が痛い。
先ほど追い抜いた若い方に再び追い抜かれます。ノルディックウォーキングの方も、中学生二人組みも見えなくなります。

滝川のバイパスの賑やかな通りまでたどり着いたものの、第9チェックポイントは見えません。はるか前方から、救急車が現れ、まさかウォーキング参加者の誰かが倒れたのか、と思いましたが、たぶん関係なさそう…。

天気がいい。
ついに第9チェックポイント到着。中央の方が膝にテーピングをされた若い方。私が休んでいる間、早々とゴールへと歩いていかれました。
椅子に座ってしばらく休憩。妻にゴール予想時刻を9時45分頃とメールします。ちょっとマッサージを受けたい気持ちになりましたが、もうさっさとゴールしてしまいたくなって、出発。

ルートラボGPSデータ
GPSデータ画像付き

大会報告9 CP7~CP8

奈井江道の駅(奈井江町)~砂川市地域交流センターゆう(砂川市) 7.1km

marimari699さんに出会って、ペースアップしたものの、すぐに元のペースにペースダウン。第8チェックポイントを目指します。股関節や腰の疲労は感じるものの、膝は相変わらず元気。完歩を確信します。が、昨年度、第8チェックポイントでリタイヤした方の話を聞いていたので、ちょっと不安も。途中コンビニによって、サンドウィッチとコーヒーの朝食。

砂川市内には割りに早く到着。野戦病院のような第6チェックポイント前を通り過ぎます。空知単板工業(株)のトラックが停まっていて、撤収作業を行っていました。それを見て制限時間に追われる感覚を感じます。いまにして思えば時間的には余裕があったのです。ここへ来るまでに第7チェックポイントへ向かって歩く沢山の人ともすれ違いったのですから。

あせったせいで、砂川市内にあるはずの第8チェックポイントをやっぱりまだかまだかと捜し求めます。ようやく黄色いスタッフジャンパーが見えます。「お疲れ様です」と声をかけ、案内された砂川駅へ。駅横の建物に入り、エレベーターに乗って2階へ。一緒にエレベーターに乗った方が「無理やり歩かされてる気がしますね」とおっしゃるので「そうですね」と応えます。2階から線路を渡って再びエレベーターに乗り、1階へ。エレベーターの乗り口に北海道新聞空知版に掲載されたこのウォーキング大会の記事のコピーが貼ってあります。

第8チェックポイントチェック到着。おおっ、ここは何だか豪華なチェックポイント。雰囲気が明るい。ハチミツレモン水の歓迎を受け、奥のほうには何やら食べ物のサービスが。行ってみるとここで豚汁と、あの夢にまで見たお汁粉のごちそうでした。「やった、お汁粉だ!」さっきサンドウィッチを食べたばかりなので、豚汁は遠慮してお汁粉だけいただきます。しみじみ、お汁粉をすすります。ありがたや。ここはなんだかパラダイスのような場所でした。

あと13.4km。歩くのみ。「いってらっしゃい」の声を背に、一歩を踏み出します。

ルートラボGPSデータ
GPSデータ画像付き

大会報告8 CP6~CP7

北斗警備・砂川(砂川市)~奈井江道の駅(奈井江町) 6.5km

ただいま午前2時半過ぎ。3時になれば明るくなってくるでしょう。

ここまでそれほど眠気は感じませんでしたが、第6チェックポイントを過ぎてすぐに、疲れと眠気が。歩道橋の階段でちょっと休憩したつもりが、杖の上にあごをのせていつの間にか眠ってしまいました。

眠りながらも私を追い越していく人々の気配は感じていました。そして目を覚まし、再び歩き始めます。お腹が空いてきてコンビニで何か食べようかと思いつつもお汁粉が楽しみで我慢します。途中、一応、いつも気になるアダルトショップをパチリ。

第7チェックポイントのハウスヤルビ奈井江は道の駅なので、2km手前と1km手前で道路標識があるはず。それを目指して歩きます。少しペースアップ。第5チェックポイントでマッサージをしてくれたボランティアスタッフの方が「夜が明けると元気が出てペースがあがる」と言っていたのを思い出します。

そしてここで、思わぬサプライズ。赤い靴紐のmarimari699さんとの出会いです。私はそんな余裕はなかったのですが、marimari699さんの方でこちらに気づいてくれました。「あー」と驚かれるmarimari699さんの姿に、思わず靴紐に目をやり、事前に「赤い靴紐にヒップバッグで歩きます」とおっしゃっていたmarimari699さんに違いないと確信しました。
お互いに握手。手袋を脱ぐ余裕も無く、軍手越しの握手で申し訳ありませんでいた。お互いにすれ違いざまなので「ひざかんたん」のおかげで今も膝は痛くないとお礼だけ言います。marimari699さんからは次のチェックポイントまであと2kmと少しですよとアドバイスを受けます。marimari699さんに「あと少しで完歩出来ますね」と言って別れます。このサプライズに元気をもらって、ややスピードアップ。

その後道の駅まで2kmの標識、1kmの標識を確認して、第7チェックポイントのハウスヤルビ奈井江に到着です。やった、お汁粉だ! とお汁粉コーナーを探しますが、それらしきものは見当たりません。毛布をかぶって眠る方たちの仮眠のコーナーがあるだけ…。今年はお汁粉はなくなったのか…。
私は実は勘違いしていたんですよね。当然お汁粉は折り返し地点のここにあるものと決めてかかっていましたが、お汁粉は第8チェックポイントでのサービスだったのです。

トイレを済ませ長居は無用と、第8チェックポイントへ出発。

ルートラボGPSラボ
GPSデータ画像付き

大会報告7 CP5~CP6

啓南団地ローソン(滝川市)~北斗警備・砂川(砂川市) 9.6km

第5チェックポイントから第6チェックポイントへのコースは国道に出て、日本一長い直線道路を歩く9.6kmのコースです。そして、眠気との戦いになります。疲労した身体に襲いかかる眠気は半端ではないでしょう。

砂川市内の第6チェックポイント目指して歩きます。杖をつきながら、右足をややかばいめに歩きます。マメはそれほど気になりません。でも何だか歩くスピードはあがりません。頑張っても時速4km位。

砂川市内にたどりつくまでが長かった。子どもの国入り口の道路標識を見て、何だもうすぐ砂川だと思いましたが、全然町の明かりが見えません。2度位あれが砂川市内の明かりだと思い込みましたが、町はまだ。ようやく砂川市内にたどり着いたものの、第6チェックポイントはなかなか見えません。

ようやくたどり着いた第6チェックポイントは悲壮感にあふれていました。眠っている人も多い。何となく野戦病院を想像しました。私はほんの少し椅子で休んだだけで、第7チェックポイント目指します。きっとそこにはお汁粉が待っている!

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大会報告5 CP3~CP4

スキルアップセンター(滝川市)~滝川ふれ愛の里(滝川市) 6.0km

50kmを過ぎました。50kmまでは歩いたことがありますが、ここからは未知の領域です。膝はまだ大丈夫。
太陽が沈みます。暗くなってきたので、息子から借りてきたピカピカ光る腕章みたいなのをつけます。

第3チェックポイントから直線コースで第4チェックポイントへ向かいます。夕食をどうするか悩みます。どこか食堂に入ってゆっくり、とも考えますが、24時間以内にゴールできるかもという欲が出てきて、おいしそうなお蕎麦屋さんもあったのですが、入るのをためらいます。しかしお腹が空いて、コンビニでおにぎりとかまぼこの揚げたようなのを買って夕食。

暗闇からときどきぬっと人が現れて驚きます。第4チェックポイントから第5チェックポイントへ向かう人でした。早いなぁと感心します。

コースガイドのスタッフの方が見えます。ゴール近くの曲がり角へたどり着きました。もうすぐのはずです。でもなかなかたどりつきません。その間にも第5チェックポイントへ向かう人と何度もすれ違います。

やった、ついに第4チェックポイント。息子と妻が向かえてくれます。息子はべたべたくっついてきますが、暑いので冷たく「寄らないでくれ」と言い放ち、ICタグのチェックを受けます。その後ビニールハウスに入り、豚汁とおにぎりをいただきます。でも先ほど我慢しきれずにおにぎりを食べたばかり。おにぎりはポケットにしまい、豚汁だけいただきます。いやぁ、ほんとしょっぱい食べものはおいしい。妻と息子がそばにいましたが、やっぱり暑いので外で待つように言います。歩いているときは感じませんでしたが、かなり発汗しています。妻と息子の格好を見ると、結構厚着をしているので「もしかして寒いの?」と聞くと「うん、少し寒い」との返事。

ふれあいの里でトイレ。ロビーの椅子で休憩。椅子が楽チンで、立ち上がりたくない気分になってきます。第2から第3へ向かう途中で追い抜いた外国人の方も到着。息子さんでしょうか、お父さんに熱烈なキスの歓迎を浴びせています。うちの息子もキス好きですが、あまりの熱烈ぶりに驚いて見ています。

第4チェックポイントはスタート地点と同じ滝川ふれあいの里。誰もがここまでは何とかと思ってたどりついたに違いありません。その分、ここで十分と考え、リタイヤする方も多いのではないでしょうか。ここでリタイヤすれば、風呂に入って、ビールを飲んで、寝るだけ。50km以上歩いたんだし…。チラッとそんなことも考えましたが、夜歩く楽しさもある。そう思って、妻と息子に「行く」と言って、第4チェックポイントを後にしました。息子から「頑張ってー」とエールをいただきます。

ルートラボGPSデータ
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大会報告6 CP4~CP5

滝川ふれ愛の里(滝川市)~啓南団地ローソン(滝川市) 8.7km
新十津川町を経由するコースです。

さて、ここまで順調にやってきた100キロウォークですが、油断していた私にここで試練が。

まず夜は、他の選手の姿が見えないのです。今まで、他の選手歩いている姿を見ることが楽しかったのですが、それがなくなります。みなさん懐中電灯を持っているのですが、前を歩いている方の懐中電灯の明かりは見えません。後ろを振り返ったときに小さな懐中電灯の明かりが見えるだけ。かなりの孤独感です。
歩き始めてすぐに、私をすごい速さで追い抜いていく女性の方が。すごい。よく見ると、あの黒いリュックに金色の帯のついたあの女性。どうしてあんなにハイペースなんでしょう???

第4チェックポイントから第5チェックポイントのコースは滝川市から新十津川町へ入り、再び滝川市へ戻る、3つの長ーい橋を渡るコース。本当にこの橋が長い。長すぎる…。ここでずいぶん追い抜かされた。

そして私の人生、初めての出来事が…。
右足の裏に、ピリッと痛みが。んっ、ついに出来たか? どうもマメができたようなのです。一応スタート前に皮膚保護クリームのボルダースポーツを塗ってはいたのですが、このクリームの有効時間4時間はとっくに過ぎています。第4チェックポイントでは靴下を取り替えませんでしたし、靴さえ脱ぎませんでした。かなり油断していたのだと思います。このマメの発生にかなり動揺しました。右足をかばいながら歩き、用意した杖を取り出し、右手に持ちました。しかも、どうもこの杖の使い方は、後日間違っていることが判明しました。右足が痛いのなら、左手に杖を持つべきなのだそうです。

時速3km台の、かなりのペースダウンを強いられ、何とか第5チェックポイントにたどりつくことが出来ました。

ここで、初めてマッサージを受けます。私の前にマッサージを受けていた方が、マッサージのボランティアスタッフの方に色々アドバイスを受けています。このスタッフの方も以前は歩いていた方だとわかります。
ここのマッサージは極楽でした。あまりの気持ちよさに眠ってしまいそう。マッサージをしていただいた方に感謝、感謝、感謝で、その気持ちは言葉では言い尽くせません。しかも最後に「完歩出来ますね」と言われたことが嬉しかった。



さて、右足のマメに恐れおののき、足の手入れをすることに。荷物を広げ、新しい靴下を履きかえます。ふと歩数計を確認すると、96464歩を示しています。時間は23時58分。私の歩数計は99999歩までしか記録することが出来ないので、危機一髪でした。あと2分で、歩数は自動的に0になります。

ルートラボGPSデータ
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大会報告4 CP2~CP3

フラワーヒルズ公園(赤平市)~スキルアップセンター(滝川市) 8.7km

陽が暮れ始めます。
男性二人と女性一人の集団の後ろを歩いたり、前を歩いたり。女性の方のリュックが印象的でした。黒いリュックに金色の帯。そして金色のリボンだったかハートだったかのクッションのようなものがついています。

外国人の方をゆっくり追い抜きます。田んぼに空が映っています。

やっぱりチェックポイントの直前は「まだかまだか」と思ってしまいます。GPSを持っているのにです。

来るときに焼き鳥を買ったローソンが見えました。本当にあと少しのはずです。ビールが飲みたくなったので、かわりに甘さ控えめの炭酸飲料を購入。第3チェックポイントはこのローソンのすぐそばでした。

道路で案内をされていたスタッフの方に記念写真を撮っていただきました。

第3チェックポイントは建物の中で、マッサージコーナーも室内でした。私の後ろで、リタイヤしたいという方とその仲間の方が話しています。仲間の方が第4チェックポイントまでは行こうと励ましています。そうです第4チェックポイントはスタート地点と同じ滝川ふれあいの里なのです。ここから4kmと少し。リタイヤしたいという方だってそれはわかっているんですよね。それでも激しい痛みか疲れかがあってリタイヤしたいのだと思います。

私の横に座っていた男性が「あんまり休むと動けなくなるから」と行って出発しました。私も靴を脱いで足裏をマッサージして出発します。

ルートラボGPSデータ
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大会報告3 CP1~CP2

空知単板工業(株)(赤平市平岸)~フラワーヒルズ公園(赤平市) 9.5km

さて、驚いたことに、30kmを超えたのに膝に何の不調も感じません。「ひざかんたん」が効いているのでしょうか。このまま最後まで行けるのか、それともどこかでやっぱり痛くなってくるのか、わかりませんが、今のところはこのテーピングに感謝。

来た道を戻るコースです。第1チェックポイントを目指す人と沢山すれ違います。「こんにちは」「お疲れ様です」と声をかけます。みんな結構きつそうです。心の中で「もうすぐだよ」と声をかけます。

雨に濡れることをものともしない、若い男性二人組の後ろをついていきます。荷物もほんの少しで、私のように大荷物ではありません。前をあるいている人の服装やグッズを見るのもこの大会の楽しみです。今はやりのピチピチの黒いパンツスタイルです。これは膝や腰をサポートする働きがあるそうです。結構高いんですよね。ワコールのものが良いとよく聞きますが。

赤平のバイパスを歩いていると、家の2階から参加者に何度も声をかけている方が。手を振って答えます。雨があがり、空が美しい。

お城に戻ってきました。来るときには気づかなかった第2チェックポイントが設営されています。ここでは赤平名物「がんがん鍋」をいただきます。ホルモンを味噌で煮たもの。脂っこいですがおいしい。やっぱり塩分がしみる。 ただ、少し胸焼けが。あとで聞いたことですが、水をいっぺんに飲むと胃に負担がかかるそうです。歩きながら少しずつとっていたつもりですが、そういえばこの区間、飲み過ぎたかもしれません。スポーツ飲料はごくごく飲んでしまいましたから。

ルートラボGPSデータ
GPSデータ画像付き

大会報告2 スタート~CP1

滝川ふれ愛の里(滝川)~空知単板工業(株)(赤平市平岸) 30.5km

今回のコースでもっとも長く、アップダウンの多い区間です。第1CPが約30km地点にあるというのはよく考えられています。普段歩いていない人が、一番最初の目的にするには最適な距離なのではないでしょうか。スタートから近い場所にCPがあっても、利用者が少ないでしょうし。
ところで「ふれあい」ではなく「ふれ愛」だったのですね。ずいぶん後になって気づきました。

歩道が細いので2列でゆっくり歩きます。私は一人で歩きます。他にも一人で歩いている方はいますが、たいていは何人かでおしゃべりをしながら歩いています。そのおしゃべりを聞きながら歩くのも楽しい。私と同じ靴を履いている方を何回か見かけます。

次第にスローなペースが合わなくなってきて、反対側の歩道に移動して、歩みを早めます。

国道に出ると歩道も広くなり、歩きやすくなりますが、ところどころ集団になっていて、追い越しにくいので、やっぱりすいている歩道を選びながら歩きます。時速5~5.5kmぐらいです。

バイパスに出ます。ほとんどの人が右側の歩道を歩いています。もしかして、開会式で指示があったのでしょうか。すいている左側の歩道を歩いているのは私を含めてほんの数人です。まずいのかな、と思いながらもマイペースで歩けるこちら側を鳥の声を聞きながら快適に歩きます。天気はくもり。予報では午後と夜に雨。妻に10km達成のメールを送ります。

ふと空を見ると、何か変な、大きな鳥のようなものが二つ飛んでいます。ひらひらした布を沢山まとったような大きな鳥のような人工物で、近づくとそれが凧であることがわかりました。しかし揚げている人の姿が見えません。この大会を応援する人でしょうか??

キャラメルを食べます。何とウォーキング用キャラメルでした。キャラメルはかみしめ感があっていい。からだに力が入ります。クッキーも食べます。このクッキーは胚芽入りのせいか、歯でぐっとかみしめる感じがします。かみしめ感です。マウスピースをして歩くといいかもしれません。

ローソンでトイレを借ります。焼き鳥とクッキーを購入。ここの駐車場で、セブンイレブンで買ってあったおにぎり2個(歩きながら食べるのは禁止です)とこの塩焼き鳥を食べます。うまかった。このローソンを過ぎて少しすると雨が降ってきました。妻の携帯折りたたみ傘を出します。初めて使用しますが小さ過ぎます。肩幅より少し大きい程度。雨の降りも強くなり、傘では済まなくなります。が、すぐ先に高速道路が見えるのでそこまで我慢します。高速の下で着替え。上下の雨具を着ます。なんだか手間取って、一緒に高速の下に入った人たちはみんないなくなってしまいました。雨具の帽子を被っていましたが、傘をさしているのだし、蒸し暑いので帽子を脱ぎます。傘は顔に雨がかかるのを避けるためだけに使います。あと、トラックが通ったときの嵐よけ。

「鞄のいたがき」通過。 「鞄のいたがき」のスタッフの皆さんがここまでの3箇所でうちわを振って応援してくれます。

女性が一人、私を追い抜いていきましたが、彼女のかかとを見ると靴擦れで血まみれです。ややハイペースなので声をかけるタイミングを失いました。この後、私もペースを上げ、時速6km位で歩いたので、この女性に追いつくことができました。声をかけ、かかとのことを告げるとこの女性は全く気づいていなかったそうです。バンドエイドを2枚渡し、自分は先に歩きます。

雨の中、快調に歩きます。すでに17,8kmですから、いつもならそろそろ膝の痛みがやってくる頃ですが、その気配はありません。どんどん歩きます。何人かの人たちを追い抜きましたが、追い抜くときって、どうやって追い抜いたらいいんでしょうか? 「歩き」なので追い抜くのに時間がかかります。その間無言で一緒に歩くことになります。はじめは「失礼します」と言っていましたが、大会後半では無言で追い抜くようになりました。

お城に到着。このお城は帰りは第2チェックポイントになるところ。サービスのシソジュースをいただきます。これが噂のシソジュース。美しい赤。ルビー色? 味も爽やかで酸っぱくておいしい! これをいただくことが大会の目的の一つでもありました。ちなみにここは大会スタッフのサポートではなく、地元の方のご好意だと思います。たぶん。

さて、赤平市を通過します。食堂でお昼でもと思いましたが、食事に時間がかかるのも何だな、と思いやめます。

茂尻に入ります。ここには祖父と祖母のお墓があるので、お寺の前でちょっと手を合わせます。第1チェックポイントはもうすぐです。でも目標の直前が私は一番つらい。まだかまだかとあせってしまうのです。実はこの大会ではこれが10回あったので精神的にきつかったです。茂尻を通り過ぎ平岸に入るとようやく第1チェックポイントの空知単板工業(株)の看板が見えました。盛大な出迎えを受け、ICタグをチェックしてもらい、記念写真を撮ります。

食べ物がうまそう。まず焼き鳥の列に並びます。この焼き鳥は本職の方が焼いているとのこと。うまいうまい。そして「きゅうりの浅漬け」。一本丸まんま。「うまーい。からだが塩を欲しているぅ!」。焼き鳥もきゅうりも、もう一本食べたかったところですが、遠慮します。たい焼きもたい焼き屋さんの車がきて焼いているものです。耳がついていて、もっちりしていてこれもおいしい。定番のバナナもいただきます。バナナは2本いただきました。普段あまり食べないのですが、バナナもおいしくいただきました。

足湯のコーナーがありました。浸かってみたい気もしましたが、足を濡らすのに不安を感じ我慢します。

傘をさしていたせいか、靴下はそれほど濡れていませんでしたが、やはり靴下は取り替えました。足裏異常なし。ストレッチをして、トイレに行って、塩味に飢えていることがわかったので、水ではなくスポーツ飲料を受け取り「いってらっしゃい」の声を受け、再び歩き始めます。

大会報告1 スタート前

朝5時に旭川を出発。
家族も一緒です。車中泊で私の帰りをゴールで待つそうです。

受付をします。ゼッケンと地図と注意事項と終了後に提出する感想文。そして東北への応援メッセージが書かれたICタグ。

「おっ、これは」
参加賞に何と「鞄のいたがき」さんが製作されたキーホルダーが! 「鞄のいたがき」といえば「タンニンなめし革」を使用した憧れの革製品屋さんです(ホームページ)。丸い革にかわいいクマでしょうか。歩いている姿が型押しされています。100kmWalk 10th の文字も。これは嬉しい! すぐにリュックにとりつけました。

テーピングしたり、ゼッケンを取り付けたりしているうちに、開会式が始まってしまいました。でも他の方も駐車場にいらっしゃるのであまりあせらず準備。衣類は悩みに悩んで、ジャージの上は置いていくことに。下ははいていきます。

開会式は後半だけ参加しました。おかげで参加者が何人いるのかわからずじまい。
ラジオ体操をして、8時のスタートをみんなで待ちます。花火を合図に一斉にスタート。私は最後尾に近いあたりから歩き始めます。出発場所には小さな雪だるまがたくさん並んでいます。今日まで雪をとってあったのでしょうか。さて、いよいよ始まりです。

2011年6月19日日曜日

終わりました! 100キロウォーキング…

大会参加者、スタッフのみなさんご苦労様でした。

痛くて、つらくて、とても楽しかった大会でした(今も痛い)。
marimari699さんともお会いできて良かったです!

ビールは明日の体調に悪いのかな、と思いつつも一杯飲んでしまいましたので、大会レポートは後日少しずつ。

それでは、お休みなさい Zzz

2011年6月17日金曜日

いよいよ明日だ!

天気は雷雨の可能性もつげていますが、そう長くは降らないだろうと予想しています。それでも荷物の防水対策は欠かせません。今日は、リュックの小物をビニール袋でパッキング。

雨予報と夜の低い気温、日中の暑さのせいで荷物がかさみます。
妻と息子も応援に滝川へやって来ることに。

職場の同僚も、応援にいくかな…と、冗談だとは思いますが、それでも嬉しい限りです。

さあ、どれだけ歩けるか、行って来ます!

2011年6月16日木曜日

大会当日の天気と服装

18日 土曜日 … くもりのち一時雨 最低16℃ 最高23℃
19日 日曜日 … 晴れ時々くもり  最低15℃ 最高24℃

最近、風も冷たいので、半袖・短パン以外に長袖・長ズボンも用意したほうがよさそうです。後は雨具兼用のウィンドブレーカー上下。

うーん、雨かぁ。

2011年6月13日月曜日

旭川-おうちウォッチング

昨日は100kmウォーキングのためというわけではなく、本当に散歩気分で歩きました。靴も普段履きの靴です。

大雪アリーナ~北彩都公園~コーチャンフォー~北彩都公園~神楽岡公園~神楽岡~緑が丘~西御料というコースで、9kmくらいでしょうか。

大雪アリーナでは花フェスタが開催中。今日は最終日ということで大勢の人でにぎわっていました。わが家もガーデニング用の椅子を購入。
大雪アリーナから建設中のクリスタル橋の脇を通り、忠別川の堤防に出ます。午前中は曇り空でしたが昼からは日が差して、とても気持ちよく歩くことが出来ます。
歩行者用の橋を渡り北彩都公園に入ります。新しい公園はベンチが沢山置いてあって、ゆっくりくつろげる雰囲気。ただ、日陰が少ないのが夏はつらいかもしれません。
コーチャンフォーでRDGの4巻を購入(写真が2枚になってしまいました)。その後北彩都公園に戻り、神楽岡公園へ。神楽岡公園では焼肉を楽しむ人が沢山。それから何かの木の種でしょうか、ふわふわした綿毛が雪のように舞っています。
神楽岡から緑が丘、西御料へは住宅街を通って、色々なお宅をウォッチング。家って面白いですね。写真を撮るのは気がひけたので、写真はありません。でもこの「おうちウォッチング」、癖になりそうです。不審者と間違われそうですが…

2011年6月12日日曜日

第10回テーマは「ありがとう」

赤平市の公式ホームページでは「広報あかびら」がPDFで見ることが出来ますが、その6月号5ページに、今回の大会のことが掲載されています。->コチラ
それによると今年の大会のテーマは「ありがとう」です!
今年は100kmだけでなくて何と100マイル(160km)もあるんですよね。参加者はいるのでしょうか???

2011年6月11日土曜日

新たな靴下発見

TABIOという靴下屋さんの靴下が話題のようです。
テレビのカンブリア宮殿でも紹介されたらしい。

http://www.tabio.com/jp/event/tabio-sports/index.html

この靴下いいな。派手なところも私好みです。

あと1週間!

いよいよ大会まであと一週間に迫りました。

持ち物を並べ、リュックにつめてみました。
まあ、これ以上お金はかけられないのですが、リュックが少しだらしがない形になります。使用上問題はないのですが…。贅沢っていうのはきりがありませんね。

上から2段目、右から2つ目の写真は「沖縄黒糖飴」で飴の中に黒糖が入っていて、かりんとう好きの私にはぴったりの飴。50km歩いたときに購入したものの残りです。
3段目左から3つ目は、腕に巻きつけスイッチを入れるとLEDがピカピカ光るやつ。息子のものです。夜、国道脇を歩くとき、とても安心感がありました。
3段目右から2つ目はティッシュです。
4段目右から1つ目は痛み止めと胃薬です。五十肩のときにもらったやつです。

楽しみです。気分は遠足と変わりありませんね!

2011年6月4日土曜日

再び「100km」を読んでみる


私を100キロウォークにひき込んだきっかけ「100km」(片川優子、講談社)を読み直しました。
50km実際に歩いてから読んでみると、また面白い。「そうそう」と、うなずきながら読んでしまいました。
そして私が感じた痛みなどまだまだで、50kmの先にはもっともっと過酷で、自分をコテンパンに打ちのめすような状況が予言されています。
そう、この本は私にとっては「予言の書」かもしれません。もしそうなら、私は完歩できるのかっ?!

著者の片川さんは、昨年屈斜路湖の100キロウォークに出場されたようですが、今年はどうするのでしょうか?

おすすめの「ひざかんたん」購入

marimari699さんおススメ、ニトリート「ひざかんたん」購入しました。旭川ゼビオで見つけ、値段も手ごろ、しかもパッケージには「財団法人日本陸上競技連盟公認」と表示され、本当に最後の小遣いをはたいて購入しました。

写真の中に見える小さな丸いものはマグネット(商品とは無関係)です。ホワイトボードにマグネットで固定して撮影しました。735円(税込み)で2枚入っているので、左右両膝に使えます。膝裏に中央の幅広の部分を当て、ビラビラした部分で膝を囲むように前側に貼っていきます(実際の使用時は写真とは90度回転させた状態で使用します)。スポーツ店でよく売っている膝用の黒いサポーターと原理は同じかな?
教えていただいたmarimari699さん、どうもありがとうございました。

今日は大会2週間前。大会で使用するものは携行食以外はすべてそろえた感じ。そろそろ並べてパッキングしてみようと思います。
それにしても寒い。今年の大会は寒い?