2012年6月18日月曜日

2012 スタート~第1CP

スタートから国道までは、歩道が狭いので、ただぞろぞろと移動しているという感じになる。
息子はガラス工芸をしている山田さんという方に話しかけられる。息子は知らない人に話しかけられるのが大好きで、愛想はないけど、話しかけられるとどんどんしゃべりだす。山田さんは息子のどうという事のない話に付き合ってくださる。山田さんは一日10キロ歩いていたそう。

コンビニは混んで、おにぎり類は売り切れるので、今回は去年気になっていた生鮮おろしというスーパーで昼食を調達。私はバラ肉のしょうが焼きおにぎり、息子はいなり寿司とモチを購入。おにぎりは予想外のうまさ。

今年は天気がいい。暑すぎず寒くなく、ウォーキングには最高の日。
息子はすぐに他人のペースに引き込まれて、早歩きになりがちだが、元気に歩く。
それでも次第に無口になり、ぼうっと歩いているので、しりとりをすることに。
やがてそれにも飽きた頃、フラワーヒルズ公園に到着。
今年もやってました、シソジュース。「んーっ、うまい」
息子はちょっと思った味と違っていた様子。それでも最近気を使うということを覚えたようで、昔のようにまずいとは言わない。

足が痛いというのでマッサージをする。
しかしそのかいもなく、足の痛みはどんどん増す様子。
赤平を過ぎた辺りで、気合を入れようと大きな声をかけると、とうとう泣き出してしまった。
それほど痛いのかと思い「何が一番つらい?」と聞くと「疲れ(もにょもにょ)」という答え。
結局第1チェックポイントまで涙ぐみながら歩いた。

第1チェックポイントの入り口ではプロらしいビデオ撮影のスタッフに(テレビかどうかは不明)しっかり泣いているところを撮られてしまった。16時到着。ICタグでチェック。

焼き鳥をいただく。16時では焼き立てをいただくというわけにはいかなくて、冷めていたが、息子はおいしいおいしいといっておかわりをしていた。去年あったタイ焼き屋さんがなくてちょっとがっかり。

人心地ついて、息子に尋ねる。
「どうする?」
「お父さんがやめろって言うならやめる」
「お父さんは言わないよ。自分で決めな」
「じゃ、歩く」
当然リタイアするものと思い、妻にすでにリタイア予告のメールを送っていた私は内心びっくり。それを顔に出さず
「なら、靴下を取り替えてマッサージするぞ。時間がないから早く」

準備を終えて、再びスタート。
スタッフのみなさんも泣いていた息子を覚えていたのだろう(行くの?)という雰囲気を感じさせつつ「いってらっしゃーい、がんばってー」という声援を、たぶん息子にかけていただく。
父は「こいつ、足、大丈夫か?!」と思いつつ黙って歩きはじめたのでした。

2012 スタート直前


今年は2度目の出場とあって、余裕をもって準備をすることが出来ました。

受付を済ませ、資料と記念品をいただく。今年は木を薄くスライスした葉書のセットをいただきました。去年、キーホルダーに描かれていたくまのキャラクターが今年から大会キャラクターになったそうで、葉書にも使われています。特別の葉書なので、誰に出すか悩んでしまう。
大会コース図をスマホで写真に撮影。コース図その他の資料は、リタイア時のピックアップ係の妻に渡します。

足裏にマメ防止のボルダースポーツを塗って、靴下を2枚履く。
息子の足にはさらにテーピング。
ゼッケンとICタグの取り付け。
寒いので上着を着る。
そして息子のリュックには愛用のぬいぐるみが。

トイレを済ませ、開会式にもちゃんと出て、ラジオ体操をする。
今年は800人以上の参加者らしい(人数ははっきりと聞こえなかった)。
8時の出発の花火まで、少し時間が空いて、進行の人が困っている。
そしてとうとう8時の花火を合図に出発。今年も本物の雪だるまが見送ってくれます。



2012年6月17日日曜日

2012 とりあえず結果のみ

完歩出来ました。
息子は第2チェックポイントでリタイア。
でも自己ベストを12kmも更新している。父が歩けと言ったわけではない。
泣きながら第1チェックポイントに入った息子に
「どうする?」
「お父さんがやめろって言うならやめる」
「お父さんは言わないよ。自分で決めな」
「じゃ、歩く」
と言って、第1チェックポイントから第2チェックポイントまで「オイオイ」泣きながら歩きました。

40km歩いた後、涙ぐみながらピース。手のタオルは涙拭き用

私も去年よりつらかった。
第8チェックポイントでリタイアするつもりでした…

まあ、詳細はぼちぼちとアップしていきます。

膝が痛い。明日出張なのに。

2012年6月15日金曜日

2012 ようやく準備が終わったよー(ゼッケンの処理)

今、積めるだけの荷物を車に積み、ようやく100キロウォークの準備が終わりました。

今日は仕事から帰ってくると、息子の目の充血が悪化してるし、鉄棒で手の皮むいてくるし、
自分のことだけで精一杯の私はイライラ状態。悪いな、息子よ。

ま、息子の準備はすぐに終了。息子の足に施す腓骨筋腱炎(ひこつきんけんえん)予防のテーピングの練習もした。といってもキネシオを一本ピーンと貼るだけですが。息子の足はasicsのシューズの性能に期待しよう…。

さて、前日の今夜、一番悩んだのはゼッケンの処理。
ランナーの皆さんはこのあたり結構気を使っていますが、ウォーカーの皆さんがゼッケンに気を使っている様子がネットからはうかがえない。
昨年、出場したときに、あれこれ悩んだのはこのゼッケンとICタグをどうやってつけようかということでした。私はわりと重装備のほうなので、ザックやベストとの干渉具合がいまいちうまくいかず、スタート時間も迫っているというのに、いつまでもつけたりはずしたり。背中につけるならザックにつけりゃあいいので簡単ですが、写真を撮られるときのことを考えるとやっぱり前につけたい。

調べてみるとランナーの皆さんはゼッケンベルトというものを使用するらしい。簡単な構造なので自作する方もいる。

これをヒントに私は100均で帽子止め(風で飛ばされないようにクリップと紐で帽子と襟のあたりをつなぐヤツ)を買ってきて、一方のクリップをザックの肩ベルトにとめ、もう一方のクリップをゼッケンとチェストベルトを重ねてとめることでゼッケンを取りつけることにしました。

息子のゼッケンは妻が一言「私が縫うわ」でおしまい。ニット用の伸縮する糸を持っているそうで、それで縫えばきっとゼッケンも破れないだろうと。私もそうしてもらえればいいのですが、前開きのベストを着用するため、取り外しが出来る必要があるので縫いつけは不可。帽子止めを使うことになりました。

ICタグは別に体につけていなくても、読み取り機のそばを通るときだけポケットなどから出せばいいかな。

明日は午前4時起き。起きれるとは思うけど、運転中眠いなぁ。

日曜日の天気が雨予報に………。皆さんがんばりましょう!!!

さて、この後はフェイスブックに100キロウォークのことを投稿して寝るかな

アクセス数

もともとこのブログは、そんなにアクセス数が多くないのですが、
さすがに大会直前だけあって、今日は300近くのアクセス数があります(普段は100にいかない)。

特に「大会データ」へのアクセス数が多い。このデータは大会参加者は知っているはずだから
これを知りたいとしたら、マスコミ??? なんて。

さて、この前の記事「リタイアって…」のコメントに耳寄り情報があります。まりこさんありがとう。

今日の体調、息子:鼻水、目が赤い。父:ノドが痛い。妻(参加しません):元気。

2012年6月13日水曜日

2012 リタイアって…

昨年、初めて100キロウォークに出て、体験できなかったこと。

それはリタイア。

で、わからないことが。

リタイアしたら、どうやって帰るんだろう。

私のように家族に拾ってもらえる者はいいが、

遠くから来た人たちは?

サポートの方が送ってくれるのだろうか???

去年そんな車や様子を見た覚えはないが(そんな気も回らなかったけど)。

2012 大会3日前

風邪をひかないように、ケガをしないように気を使う。
今年は特に息子の分も。
鼻水を出している息子は昨晩、嘔吐・下痢。でも今朝はけろっとしている。

どきどきしながらわくわくしている。
息子の5本指靴下をもう一足買っておけばよかった(この辺には売っていない)。
ケータイをスマホ(HTC J ISW13HT)に替えた。これでGPSとデジカメを持たなくて済む。
フェイスブックに投稿もできる。
予備のバッテリーを持たなくてはならないが、これはGPSを持っていたときも同じ。
ただし、スマホのセッティングには時間がとられる。
GPSのトラック記録のアプリをいれたり、
「いつでもお遍路」というバーチャルで四国八十八箇所めぐるアプリを入れたり、
夜空の星を確かめるアプリも入れた。息子の眠気覚ましのアプリもいるだろうか。
バッテリーのもち具合も確認中。
楽しい時間だが、仕事が手につかなくなる。

予想される天気はくもり。ウォーキング日和かも。雲間から日が差す程度がいいな。

みんなはどうやって歩くのかな。出場者の皆さんと一緒に歩けるのが楽しみです。

そうそう、妻の宿泊の準備もしなくては

2012年6月6日水曜日

2012 スタート直前にやること

スタート直前にはやることが多い。

車の駐車場所確保。
受付。
身体的なトラブルの予防(テーピング、マメ防止クリームの塗布)
天候・気温と相談しながら服装の決定
配布資料の確認
ゼッケン、ICタグの取り付け
荷物のチェック
朝食
妻との打合せ
GPSのセッティング

2012 歩き方

今年はどう歩くか・・・・

<ペースとスタート位置>
昨年は、選手団の後ろのほうから歩き始めた。準備に手間取ったからだ。数千人規模の大会では出発に30分以上かかることもあるらしい。600人規模のこの大会でも自分がスタートできるまでにしばらくかかる。スタートした後は細い歩道が続き、他の選手を追い抜くことも出来ず、ちょっとやきもきした。国道に出てようやく自分の普段のウォーキングのペース(やや早い)で歩けるようになった。そして距離が進むうち段々とペースが落ちていった。
今年は息子と歩く。息子のペースに合わせることになる。息子もはじめのうちは大人の普通のペースで歩くことが出来る。しかし速いペースではない。他の選手への影響も考えると、選手団の後方からの出発がよいだろう。

<フォーム>
歩くフォームは、事前のリサーチで「みぞおちを意識して歩くこと」「かかとからつま先へ抜けるように歩みをすすめること」と聞いていたが、特に意識することはなかった。もともと普段歩きの姿勢がこのフォームに近かったから。
息子はちょろちょろあっちこっち見て回るのでフォームがどうのこうのいっても始まらないかもしれない。疲れてただ歩くだけしか出来なくなったとき、背中から軽くみぞおちのあたりを触ってやろうかな。それだけで歩く姿勢が変わるらしいから。
巷にあるウォーキングの本は、ダイエットや健康のためのウォーキングスタイルについて書かれていて、出来るだけカロリーを消費するようなフォームが記載されている。100キロウォークにはこのフォームは当てはまらない。腕を大きく振っていたら疲れてしまう。100キロウォークでは身体に負担をかけない歩き方がいい。

<体操>
信号待ちのちょい休憩。
去年はこの時、足を相撲の四股のように開いて股関節をほぐしていた。また他の選手がやっていた「足をX型」に「左右の膝をくっつけたまま」「少ししゃがみこむ」という動作を真似てみた。これも気持ちがいい。今年は思い切って地べたに座ってストレッチをしてみるかな。

<栄養補給>
これは去年どおり、随時糖分と水分を補給する作戦。後、30キロを過ぎたあたりから塩分が恋しくなったのでスポーツドリンクかな。
息子は甘い物好きなので、歩いている間何を食べてもいいといったら喜ぶと思っていたが、意外にもあまり食べない。とまどっているのか? 事前に食べるものを用意させたほうがいいだろう。

<休憩>
これは難しい。自分自身去年はチェックポイント(CP)であまり休まなかった。息子は28km歩いた時、もっと休憩したかったらしい。息子のペースではあまり休憩時間は多くは取れない。だからといって休憩が少なくては100kmとは言わずとも距離を延ばせないのは間違いがない。
まあ、歩くときは息子のペース、休憩は私のペースということになるのだろうか。

<夜>
子供は早く眠くなりやすい。でも少し寝るだけであっというまに回復してしまうようだ。しかし、私はいったん眠ってしまったら起きれそうにない。これは困った。

2012年6月3日日曜日

息子のシューズ慣らし&東川ウォークキングコースの開拓

先日購入した、息子のシューズ、asicsの「GELJAYHAWK Jr.II」の慣らし履きで、9km歩いてきました。同時に、以前から歩いたら楽しそうだなぁ、と目をつけていた東川町でウォーキングコースの開拓です。先日美瑛を歩いた妻が今日も一緒。

東川町を歩くとすればこの場所だろうと考えていた場所は2つあります。一つは道の駅「ひがしかわ『道草館』」を起点として道道旭川旭岳温泉線の直線コースを往復するコース。もう一つはキトウシ森林公園を基点として北の住まい設計社までを歩くのどかなコース。どちらもここ数年で数が増えたカフェやギャラリーが点在するコースですが、どちらも来た道を戻る往復コースで帰りは少しつまらないかも。でも、道道を歩くコースなら行きはこっちの歩道、帰りはあっちの歩道と少し変化が付けられます。今年道の駅にオープンしたモンベルも見たかったので、今日は道道を歩くコースにしました。

モンベルです。道の駅の駐車場が減ったと、残念な声も聞かれますが、この建物の横に道道から見えない駐車場がありますし、少しはなれたところに第2駐車場も造成中です。
旭川のアウトドアショップと言えば秀岳荘で、私たち家族もよく行きますが、ここもなかなか購買意欲をくすぐられる品揃え。値段も高額なものばかりかと思いきや何とかお小遣いで買えるものもあります。ということで早速無駄遣い。
道の駅をスタート。この町は各商店にユニークな木彫りの看板がぶら下がっています。木看板というのだそうです。その木看板を眺めながら、道道を旭岳方面に向かって歩きます。今日は常に進行方向左側の歩道を歩きます。木工品ギャラリーのコタンクルカムイや向鉄工のガスボンベでできた塀、石蔵のバス停。ここで旭川方面へ折り返し、ギャラリー&cafe「Zen」、手作り料理「我良笑(わらえ)」等、今考えると楽しい道のりのはずだったのですが、何でしょう、あまりゆっくりできません。道道の車の数が多いから?
そんな中、ちょっと面白かったのがこの店「SALT」。あまり聞いたことがないブランドのアウトドア製品を置いています。この日はやっていませんでしたが、カフェも併設されています。お許しをいただいて店内を写真撮影。ザックなんかを見ると今流行の機能性はないかもしれないけれど(私にわからなかっただけかも)、とてもカッコイイものばかりです。モンベルの「FUNCTION IS BEAUTY(機能は美しさ)」とはちゃんとすみ分けができていそう。
さて、道の駅周辺を歩いていると、街中を流れるラジオ放送に気づきます。何だか、歩く人は少ないのにその音だけがさびしく響いて、廃れていく商店街みたいだなぁと思っていましたが、その放送が流れる街灯のスピーカーを見ると何と臼井鋳鉄(うすいちゅうてつ)の「CASTORON」ではありませんか。知る人ぞ知る鋳物(いもの)で出来た高級スピーカーです。この高級スピーカーがおしゃれな街灯全部に設置されています。もっと別のものを流せばいいのになぁ…。
道の駅向かいにある「LESS」というお洒落な雑貨屋さん。2階は「ON THE TABLE」という食堂。夜は酒場になるらしい。
スタート地点の道の駅の前を通り過ぎ、さらに旭川方面へ、ひたすら木看板を眺めながら歩きます。どこでお昼を食べようかなぁ。
「織季(おりごよみ)」という引き裂いた古布から織った織物のギャラリーの向かいに「まるめろの木」というカレー&そばの食堂が。妻と私はポークカレー(650円)、息子はナポリタン(値段忘れた!)。どちらもおいしかった。ナキウサギの保護運動のパンフレットをいただきました。
バウ工房はお休み。家具などを製造する工房は元々観光客向けではないのでしょう、日曜がお休みのところが多いのと、今回私が通り過ぎてきたその手の場所はあまり「見せる」ことに力は入れていないように感じて残念。マップやその手のパンフレットに家具の工房が沢山載っているのに。
やはりこの時間帯は日差しが厳しい。妻は日傘をさして歩きます。道の駅にゴールしたとたん、ちゃんと水の出る手押しポンプに喜ぶ息子(これまで水の出ない手押しポンプしか見たことがなかった)。道の駅内の落ち着ける休憩場所で一息。今日は約9kmのウォーキング。息子の靴はかなり大きめのサイズだったのですが、足には異常なく、ただ、ずいぶんと疲れたようで、帰りの車中では熟睡でした。

さて、ウォーキングコースとしての今回の道ですが、街中の人気のなさはちょっとさびしい。地面のタイルも明るい色で日光の照り返しが強く、それもまたさびしい感じを強めます。街中を離れると、田んぼはきれいなのですが、走る車との距離が近くて落ち着けない。家具のギャラリーが期待はずれだったのもマイナスポイント。日曜休みのところが多いので、土曜日に歩いた方がいいかも。今回歩いたのは石蔵からバウ工房の区間だけだったので、今度は他の地域のギャラリーにも行ってみたいですね。
また、もう一つのウォーキングコース候補地、キトウシ~北の住まい設計社コースを何とか年内に歩いてみたい。

番外編
せっかく東川へ来たので、大雪遊水公園へ足をのばす。
右端の写真、岩手県遠野市の河童の出る淵に雰囲気が似てます。