2013年6月23日日曜日

2013 その2 スタート~CP1 30.5km 前編

歩き始めた私と息子を、追いかけながら見送る妻は、思わず雪だるまを足に引っ掛けてしまったらしい。スタッフの皆さんごめんなさい。

開会式で「道が狭いので2列を守ってください」とアナウンスがあったので、息子と並んで歩きます。人ごみの中で傘を差すのは迷惑かな? と思いましたが、何人か差している人もいるので注意しながら傘を使います。息子はポンチョ。風がない時はポンチョが蒸れなくて便利ですよね。ごみ袋に穴を開けてかぶって済ませている人もいます。水たまりを避けて歩いているせいか、すでに右ひざに違和感あり。

息子からさっそく「しりとり」のリクエスト。「やだ」とお断りします。
少し全体のペースが早めで息子は遅れがち。もともとあっちこっちに目を惹かれて歩くのが息子の歩くスタイル。ただひたすら歩くのは性に合いません。でも周りの人たちの話しに耳を傾けるのは面白い様子。人の話しを聞きながら歩くのは私にとっても100kmウォークの楽しみの一つ。

国道に出て、道が広くなるとハイペースの人がどんどん前へ出ていきます。
雨がほぼ止み、バイパスに出る少し前で、雨具をしまいます。

そして、息子は一人の少年と出会います。札幌から参加の同じ小学校5年生、K君。
一旦は私たちが先に進みますが、息子はとても気になる様子でうしろを何度も振り向いています。結局信号待ちか何かですぐに再び出会うことになり、誰にでも遠慮なく話しかける息子はK君と一緒に歩き始めました。

K君との出会いが、この後、息子や私の今回の100kmウォークに大きな影響を与えるとは思いもしませんでした。

K君はポールを2本使ってテンポよく歩きます。おかげで息子は全体のペースから遅れることがなくなった。K君と息子はこのあとずっとしゃべりながら歩いていきます。私はそれを聞いているだけ。息子は自分は去年40km歩いたとか、お父さんは100km歩いたとか、色々自慢げに話すので(息子は自慢がすき)恥ずかしい。でも息子はとても楽しそう。口数の少ない父親と歩くよりは何倍も楽しいに決まっています。

さて、今朝ガソリンを入れた「生鮮おろし」までやってきました。昨年、ここの手作りおにぎりがとてもおいしかったので、今年もお昼ごはんはここで仕入れようと決めていました。でもせっかく友だちになれた二人を別れ別れにさせるのは気がひけたので、私だけが買い物にいき、二人を先に行かせることにしました。もし私が追いつかなかったら「城」で待っているように伝えて。

おにぎり(鮭、鮭&すじこ、わかめ、焼きサバ)と、助六寿司、からあげ、草もち購入。出来るだけ急いで買い物を済ませました。でもこの先トイレがないことを思い出し(あっても混んでいて入れない)、このスーパーのトイレを借ります。

急いで後を追います。すぐに追いつくはず・・・・。
ところが全然姿が見えません。いくらピッチをあげても追いつかない。途中のコンビニに入っているのではないかと中を確かめますがいない。知らない間に追いぬかしてしまったのではとも考えましたが、そんなはずはありません。私の歩くペースを見てきっと皆さんあれではゴールまでもたないと思ったのではないでしょうか。それくらい早く歩いたのです。

暑くなってきました、息子は手ぶらで歩いているので水分補給が出来ません。城までの間に一度休憩させてトイレもさせようと思っていたのに・・・・。「鞄のいたがき」さんのところまで来ても追いつかず、妻に連絡して水を渡すように頼みます。私も歩くのがつらくなってきました。「いたがき」さんで配っていた飴を一ついただきます。


6 件のコメント:

  1. こどもとブログをみています。たいかいちゅうのしゃしんが1まいしかなくて・・・。 なぜかかんじへんかんができません。みずらくてすみません。

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    1. もしかしてK君のご家族の方ですか?
      もしそうでしたら、K君が写った写真が何枚かありますのでご連絡下さい。

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    2. 中年ライダー2013年7月6日 4:51

      ありがとうございます。どのようにして、写真を受け取ればいいですか。

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  2. 今後も少しずつアップしていきますのでお楽しみ下さい。

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  3. 実は、100キロ前日にコメント投稿したのですが、ちゃんと投稿されておらず、結局歩く前にコンタクトを取ることができず残念に思っていたのですが、まさか今年も会えるとは!左・右の歩道の歩き方ですれ違えない可能性もある中、3年連続でお会いできて嬉しかったです。うりずんさんは辛そうでしたね。私はある理由でイケイケでした。後半バテましたが。その辺はブログに書きますね。
    お互い、これからブログ更新で100キロの余韻に浸りましょう!

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  4. そう、すごく辛かった。お会いしたときはリタイアするつもりだったのです。
    しかし妻と息子の冷たい仕打ちのおかげで、歩くことが出来ました。
    自分の限界は、自分にはわからないものですネ。
    まりまりさんのイケイケの理由、楽しみですね。
    本当にあの時のまりまりさんは絶好調という感じに見えました!

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